8月24日〜26日、名古屋本山のFLOATさんで開催のExhibitionのDMの宛名入力も終わり
郵便局まで車を走らせましたが、猛暑の車内の暑さ!クーラー全開!!!
この暑さと冷たいクーラーのコントラストに、20歳の頃のデートを思い出す。
際立った季節の感触は、思い出の感触がビビッド二なる。
20歳の頃は、その夏の熱風をエネルギーにして走っていたように思う。
夏の太陽のキラキラが、人生をさらにキラキラさせた。
偶然にも、その頃に聞いていた音楽が車内に流れ、その頃のキラキラな記憶を
今のエンジンに投与して、景色をキラキラに変えて、これからの人生を描こうと。
今の私のキラキラは、染めること。
先日、うちのストールの織元さんから連絡があり
欧州のハイブランドのテキスタイルに使用される超高級品の絹を扱えることになった
と連絡があり、また、京都の老舗の糸を作る会社からの助けもあり、その高級な絹を
極細に撚る仕事が可能になり、極薄のうちのTAOストールのニュアンスよりも薄い布地を
織り上げることに成功したと。
そしてサンプルが届いた。
一重では、色を認識することが難しい。
花嫁さんのベールのシルクオーガンジーの半分の薄さ。
布から繊維を取り出すと、まるで蜘蛛の糸のよう。
うちにあるウエディングベール用の高級シルクオーガンジーからも糸を取り出し比較すると
驚きである。2ほんの繊維を比べていると、クーラの風に乗って飛んで行ってしまった。
現在、定番のTAOストール布地との出会いも奇跡ではあるが、
この透けて色を認識できないような、この布地が手元に来るとは。。。。。
染めていくことを委ねられた人生なんだと、しみじみ思い感謝する。
十年ほど前でしょうか?
世界のアパレル業界でも話題になった透ける羽衣のようなストールは
東北で製作されていたが、工場を畳んでしまったので今は、製作する人がいなくなっていた。
そこを、うちのストールの織元さんが復元したとはね。
奇跡のようなご縁だなと思います。
ただ、織元さんも言うように
wakaさんとこに出すには、もう少し技術開発をしないとね。と。
確かに、技術的には神業の代物ですが、ファッション的にいうと合わせにくい。
エレガントすぎて、マダム感が出るので
ストールとしてまとう場合、どう仕上げるか?
ワクワクする先の楽しみです。
また、他にも芸術品として製作する方向も可能です。
オブジェや額装とか。。。
こちらの代物は、今回のExhibitionには間に合いませんが、先々を楽しみにしていてください。
さて、明日からは、集中して色に取り組むことができます。
ほぼ瞑想状態。異次元に入る快感。楽しみで待ちきれない。
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