自分のロイヤルブルーの水面の上に立つ色と共に東京での展示会を終えてから、あっという間の2週間ではあるのですが、長く遠い時間でもあったこの2週間でした。今回の展示会に向けての染めは、ハードでストイックを超えたような特別な染め製作の時でした。食事をする時間、お手洗いに行く時間も、もったいなくて、人間生活じゃないような。このまま、自分が染液に溶け込んで自分がなくなってしまっても良いとでもいうようなゲル化した自分と時間。その中に、色んな次元から入るオーダー。気づくと徹夜を超えて染めていることも。(今回は、特に特別な染め体験な期間でしたので、その内容、色の言葉などは 改めてblogにいたします。08Nov2018水ロイヤルブルーネイビー若山真由美自然Exhibition旅
真菰収穫祭〜真菰(マコモ)を染めますよ真菰(マコモ)と言えば、真っ先に、出雲大社のしめ縄を思い出しますね。伊勢神宮はのしめ縄は麻で作られ、出雲大社のしめ縄は真菰で作られています。古くからの諸説では、お釈迦様が真菰の葉を編んでムシロをつくり、その上で病人を治療をしたと。また、お釈迦様が可愛がっていた象に、真菰の葉を食べさせたという話もあります。 日本最古の書物「古事記」や「日本書紀」「万葉集」にも記載され、全国の神社で神が宿る草として神事に利用されてきました。09Oct2018自然染め研究所
台風24号&台風25号台風が近づいてきているのに、すごく染めたくなった。染めたい色がある。ターコイズを深めた色と、8月4日に色を調合してストックしてあった染液のネイビーに近いターコイズ。排出しないと体のエネルギーがおかしくなってしまうような熟し過ぎて柿の実が、ぐだぐだになって枝から落ちてしまうように自分も朽ちてしまうような。そんな気がして、せっかく片付けたベランダに、また物干しをセッティングした。染めると決めた時にニュース速報。台風25号も発生。台風24号と同じルートを辿ると。29Sep2018台風自然ターコイズブルー染め
近くに9月23日、お彼岸お墓まいり。亡き父とご先祖様にご挨拶と感謝を。9月24日、中秋の名月。五穀豊穣の感謝を。里芋と団子を備えて、依り代のススキ。月の神様にとおしゃべり。この数年の出来事が今のためにあったことに気づいたこと。自身の五穀豊穣を感謝。9月25日、満月。満ちる時。25Sep2018月の色暦自然
自然が伝えることと、人間が伝える情報の恐怖歴史的豪雨。アトリエ前の木曽川も本日は、やっと落ち着き始めたようでまだ濁った川面を、川鵜の夫妻が仲良く泳いでいる。今年初めての入道雲と青い空と、まだ濁った川の色との違和感は手放しでは喜べない季節の変わり目。今回の豪雨は3.11を思い出す。各地の被災地に早く平穏が戻ることを祈ります。09Jul2018自然