真紅真紅。美しい紅色を麻で染めたい。極細繊維、極薄の布地。色を乗せる物質的な面が少なく、それも植物繊維は色の彩度が保たれにくく、濃い鮮やかな色は難儀なものでして。紅色、赤色は微妙なニュアンスでチャイナチックになったり、品のない色になるので慎重に。20Oct2019Exhibition赤色
赤の中へ究極に、赤の中にいたい。帰って来られないくらい、赤に没頭したい。深い、内臓がひっくり返ってしまうくらいの赤が、そして、その界隈の深い色軍を染めたいという衝動に駆られた本日。小学生の時のプールの飛び込み台に上がった時のような。初めて行く島で、透明度が高過ぎる、この世のものとは想像ができないような海へ飛び込む前の時のような、そんな激しい衝動が訪れた。12Apr2018若山真由美染め赤色
還覧車11月末は、物理的に忙しかったり、いろんな時を旅をしたような、不思議な1週間だった。まるで観覧車に乗って、社会や人生の移り変わりを見るようで、観覧車を一周して降りると、たくさんの景色や、そして大切なモノやコト、そしてヒト、抱きしめるような豊かさを感じた。そして旅の終わりの昨日は、素敵な還暦祝いの赤いストールが嫁いだ。還暦、「還」という漢字は、元の場所、状態に戻る。帰る。と。全容を見渡し元に、自身に戻って新たな変化の時代のタラップを登るような感じだ。29Nov2017若山真由美赤色
赤いわたしアマゾンブルーというフレンチな感覚のペールブルーの車と、パッションレッドという欧州車独特の赤い車と、どちらを選ぶか悩んだ。フレンチなブルーの車は、マットな塗装で艶を抑え上品な仕上がり。まるで白泥染を施したような。そしてその色自体が独特な味わい。そして、そこへきて、ホイールがマットな鉛色のグラデーション。チェックのシートを合わせれば、小粋な上級者系のコーディネートのような、全体を通して微妙な味わいの色グラデーションが、完璧で、汗を掻くほど悩んだ。しかし、長いおつきあいの担当者の方も、初めて出会った受付のお嬢さんも、私のイメージは赤だという。車と並んで写真を撮っても、赤い車の横にいる時の方が、笑顔が本物だ。楽しい顔をしていると。最後は、...21Sep2017若山真由美赤色