旅が始まりましたたま子ちゃんの行かないで攻撃に心を痛めながら新幹線に乗り、ギャラリーに到着。オーナーの元気なお顔を見て嬉しくなった。表参道裏手の静かな住宅街にあるギャラリー。秋の温かな日差しが、美しいギャラリーを更に心地良くさせる。ホームに辿り着いたような安堵感。荷ほどきソコソコに、ハサミと水を買いに行く途中にお馴染みの、野菜がおいしいカフェのシェフと、バッタリお会いしたものだから休息タイム。31Oct2018ルルル
新しい旅へ〜Exhibition用の大きな荷物を6個、発送完了。毎回、荷物の発送は引越しのようで、体力を使います。3月に東京・表参道のPerry House Galleryへ荷物を送った時は、冬から春の気配を感じる時。今は、秋から冬への気配を感じる時。あれから暑い夏を遠くに置き、朝晩の寒さが未来を透明に魅せるような。残暑の中に染め、透明な寒さの中へストールたちを持って旅に出る。季節の変わり目とともに、何かのセンテンスが変わるような気がして初夏に占星学のザビエのセッションを受けた時のボイスメモを聞いている。ザビエの英語が脳をマッサージするような。。。29Oct2018若山真由美Exhibition
エレガントにと10月20日から秋の土用。只今、絶賛秋の土用中であることをface book の投稿を見て知る。土用は 、土いじりをしてはいけない期間で季節ごとに4回ある。農作業もそうですが、家の建築工事とかも同じ。迷信のようだが、大工だった亡き父は、この時期に家を建てる工事して病気になった方があったからと、この時期は家を建てる工事を避けていた。生理的にも、土用のシーズンは季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期でもあるので、体を休めるためとも。だから農作業はしないと。しかし、その期間に何日か土いじりをしても良い日があったりする。27Oct2018暦Exhibition
昔愁色・じゃくしゅう色昔愁色・じゃくしゅう色〜帰る場所がある6年間ほど、再現できなかった昔愁色が本日完成した。 この色が生まれたのは2012年の冬だっただろうか? 師匠・生多良が元気だった冬の寒い日の夕方遅くに生まれた色。深夜、みんなが寝静まった工房で、竿に左から2番目にかかったこの色を見ながら、幼い頃、親戚がおばあちゃんのうちに集まる法事の時の光景が浮かんだ。山里にある祖父の家。いとこ達、子供達が刈り取られた田んぼで遊びに夢中。「夕飯だよ」と声をかけられ、温かな灯りの中の賑やかな夕食をめがけて帰る風景。みんな若くて元気に生きていた。 たくさん人がいた。夕方の田んぼで燃やす焚き火の煙の香り、夕食の料理の匂い、懐かしい、その郷愁を身体中...21Oct2018ネイビー昔愁色染め
人生を重ねること今日は20年前に入った経営者の勉強会のクラスメートの三回忌法要。久しぶりに会った仲間たち、おじさんばかり13人でクラスメートのお宅へ法要に伺った。3年ぶりに会う奥様。奥様というより奥さんかな。20年前、制服を着たお嬢さんたちと共に会った奥さん。あの頃から曇りのない笑顔。大変な日々を超えた笑顔は、以前より抱きしめたくなるような笑顔だった。そして紅一点で30代後半時代、寝起きを共にしたような仲間たちは、病気を克服したとか、爆弾抱えてるとか。そんな世代になっていた。会社が倒産したとか、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの繁盛店だった店を閉めたとか。。。大きく骨太に成長させたIくんは、1500万円の新車。20年か。。。 みな、それぞれの人生...15Oct2018たより
金色の魅惑のストール金色を染めた。まずは、シルクカシミアURUストール 。シルク60%カシミア40% ファーより軽く暖かいと人気の素材。 TAOストールより少し太めの糸を粗めに織った布地は、凹凸感があり、色に陰陽があり、かなり魅力的なストール。自分でも感動。一枚は自分のものとしてキープしました。残り2枚はお客様用として。15Oct2018シルクカシミアURUストールシルクカシミアTAOストールシルクモヘアストール金色
姫紫色・himemurasaki-iroから始まりました。愛車の真っ赤なボディのヌーちゃんが来て1年。今回、1年点検に出すための代車で来た車は、10年前のモデルの黒い大きなワゴン。デザイン、内装、仕様、装備が懐かしい。この車種にして26年。240の戦車のような車から、大きなもの、走りを重視したものなど何種類か乗って来た。この威圧感のある黒い車のアクセルは重く、走りが鈍い。自分の足先から感じる走りが体に伝わると、10年前の景色が浮かび上がる。10Oct2018シルクカシミアURUストールExhibitionumu-waka
真菰収穫祭〜真菰(マコモ)を染めますよ真菰(マコモ)と言えば、真っ先に、出雲大社のしめ縄を思い出しますね。伊勢神宮はのしめ縄は麻で作られ、出雲大社のしめ縄は真菰で作られています。古くからの諸説では、お釈迦様が真菰の葉を編んでムシロをつくり、その上で病人を治療をしたと。また、お釈迦様が可愛がっていた象に、真菰の葉を食べさせたという話もあります。 日本最古の書物「古事記」や「日本書紀」「万葉集」にも記載され、全国の神社で神が宿る草として神事に利用されてきました。09Oct2018自然染め研究所