北の海にも南の海にも知られざる歴史、人々の経がある



今回初めて、北海道の海に行きました。

北海道の海は、南の海の味より柔らかな感じがしました。


大島紬誕生地・奄美大島では、この海の地平線の彼方に「ネリヤカナヤ」という

神様がおられる豊穣の世界があると。

師匠の生多良と出会い、大島紬と出会い、南西諸島、琉球には

教科書にも載らない、知られざる歴史、真実、人が生きた経がある。

その事実真相に、人の経に惹かれて今の色がある。



この北の海、この北の大地にも

教科書には載らない、人々の生きた経がある。


鴨々堂の圭子さんは
その生きた経を、事実を自身の足で北の大地から拾い上げる。

屯田兵、開拓民。。。アイヌ。。。


その歴史、経の壮絶さ、お話を聞けば聞くほど
驚きで息が止まる。




日本の南の知らされていない歴史や事実。


奄美大島から北海道までの距離は、大島紬、一反分の糸の長さと同じである。

その日本の北と南の歴史と人々の生きた経。



umu-wakaを始めた頃は、Exhibition の度に、トークショーを設け、そんな歴史を、大島紬の文化と共に話してきた。


そして
その経に繋がる色を染め、言葉をメッセージをその色に託してきた。



初めての北の海を見ながら

何かしら、何か、新しい地点と時点で

始まるような気がした。


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