1964年。
私と一緒に、この場所に来た柿の木。
55年の歳月で、私と共に大きくなり、この柿の木は、ほぼ母屋と同じ高さになった。
全く手を入れておらず、横にも大きな幹を伸ばし、毎年、台風シーズンは心配になっていた。
実家に戻ってから5年。
今年こそは手を入れようと思いつつも、友人から柿の木を切って目が見えなくなった方が
いたという実話を聞き、怖くて手が出せなかった。
また、私と同じ時に、この家にやってきたこの柿の木は、同士のようなも感覚でもある。そして家屋や樹木を触ることは繊細なことと、大工の棟梁だった亡き父から何度も聞いたことがある。
柿の木も霊木のような繊細な木であると友人は言う。
その友人は、浄霊、降霊のお仕事をしている。
柿の木を切って目が見えなくなった事情は、柿の木が新芽の上へと伸びゆく枝を切られたために、柿の木が助けてと言うメッセージであったと。彼女はお祓いをして、その方は目が見えるようになったと。いざとなったら彼女に助けを求める方法もあるが、我が家の同士のような柿の木さんに、嫌な思いをさせたくない。
しかし、どこにお願いしたら良いのかわからない。インターネットで色々と検索をしたり
悩ましい日々が続いたが、ちょっと気になった素人感のある植木職人さんのホームページ
が気になって電話をしてみた。
72歳の熟練の植木職人さん。
普段は、立派な庭園やお庭を剪定される職人さんだが、特に果樹に特に詳しい方であった。
その方のご自宅にも樹齢百年の柿の木があると。
7メートル超えの柿の木さんの見積もりはこれからですが、
特別な柿の木のケアができると安心。
他の木はシルバー人材派遣さんとかにお願いすれば良いかと思っていましたが、
この木だけは、樹木の神にお願いしたいとおもっておりました。
あああああ〜
5年間の悩ましさが消えて「肩こり1」が消えました。
23年前に亡くなった父は、建築業を営み、腕の良い大工職人だった。
父が、材木を削ったりする工場は、亡くなってからも、ほぼそのまま。
父がメモをした黒板も、そのままで、そのままが暖かく感じる。
しかし、工場の屋根の劣化で風が吹くと音を立て始めた。
材木置き場にしていた敷地には草木が茂り過ぎ、草も放置すれば十年後は森になると
言われるように、雑木まで茂りだし近隣に迷惑をかけそうな状態になっていた。
今年こそはと思いつつ五年。
暮らし方や仕事の仕方を考えると、一歩が出なかった。
工場はガレージ仕様となっているが、目の前の道路は交通量が増え、大きなトラックの抜け道にも
なっているので車の出し入れは難儀であり、高齢の母が歩行するには危なっかしい環境になった。
色々と考慮しながらプランを練るものの、様々な状況を考慮していると行き詰まりになり
一歩が出なかった。
ゴミ処理、片付け、草むしり、修理と一括してとり行ってくれる大工さんを紹介されていたが
その一歩の電話をすることができずにいたが、思い切って今日電話をした。
話していると、どうも父と顔見知りであったようだ。
あああああ〜2つめの肩こりがなくなった。
ほっとして、温泉まで足を伸ばしたい気分だった。
節分明け、土用明け、立春。新月明け。
重い蓋が空いた。
節分明け、土用明け、立春。新月明けのパワーだろうか?
重い蓋が空いたのならば、
さてさて、ここのところ計画していた「アトリエとサロンを別にする計画」を実行しようと。
もっと制作に没頭したい、中身爆発させたい!!!だから創作オンリーのアトリエ!!!
そして、お客様が心地よく大人数でも寛ぎ、色のお見立てができるようにとサロン!!!
アトリエのあるマンションの1階の角部屋が先月空いたので
もう一部屋、借りようと大家さんに電話をした。
もう借り手が決まっていた。
残念無念。
ショックで立ち直れないくらい意気消沈。
もう一部屋借りると決めてから、レイアウト図面もでき上がっていたし、
もうすでに、引っ越し用にと玄関には、引っ越し荷物を積んでいた(笑)
でも
ということは。
うん!!!
もっと新しい暮らし方、仕事の仕方のデザインがあるということと。
ちょっと楽しくなってきた。
外的環境や事情を優先して計画を立てていたら糞詰まりになった。
仕事の仕方も脳で考えたり、外的情報や、今までの経緯を編集して、当たり前のような
正論のコンサルタント的な計画を絵に書くことを止めたら大きな岩が動いたような。
より、自分がどうしたいのか?
自分を主体にして未来、仕事、暮らし方をと基軸を変えて
その中に居たら、動かなかった足が一歩出た。
外的環境、外的情報に左右されることなく(檸檬王子色)
自分主体で人生をデザインする
「自分主体で人生をデザインする」その基軸へのパスポートの色を染めようと思う。
それはある元気な緑色になるはずですが。。。
檸檬王子色(れもんおうじ色)
シルクカシミアTAOストール
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