今回の新色の銀碧色群。
この10色が、全てツインで5組。
そのツインの色同士が対極の色言葉になる。
今回のExhibitionテーマがINFINITY〜無限大。
対極に大きく揺れることで、選択の幅や、視界が拓けて可能性や実現のクリエイティビティが広がるのだろうか?
銀碧色・ginpeki-iro
この色群に惹かれて止まらなかった、染めたくてどうしようもなかった。そして初のこの色群の染め始めは、染め鍋の底が抜けて染液が飛び散り、素戔嗚尊が現れたのか?のごとく。さらに右目に染液が入り、月読命が生まれるか???な。。。
そしてこの色群は、銀色の光を含んでいるからと
もっと銀色を具現化したいと銀彩に走り出した。
以前から、金箔、銀箔を用いながらジュエリーストールを製作したいと思っていた。そうそう真珠の粉も待機している。
ついつい、入り込んで徹夜続きで意識朦朧と銀彩に向かい合っていたら体調を崩し、染めに入れない日々が続いた。
私自身も静と動を激しく行ったり来たり。
毎回、Exhibitionテーマを決めると、一人ワークショップのように自身と向き合うことにある。
Exhibitionテーマを決めると、私自身が命がけのような感じになる。ストールフェア、Collectionとした方が私自身は楽なのに。
ああ、10年。
そして、そんな風に向き合いながら色を生み出し、
はてまた?この色の言葉は?
この子は、何を告げているのか?は
毎回そうなんですが、
Exhibitionでお客様に纏っていただいた途端に、色たちが雄弁に話し出す。
そして色を生み出す時に感じたニュアンスは「あ」だけだったのに、
その色のことを理解する。
Exhibitionは、お客様たちと共に、産婆さん、色の命の誕生の時なのだと実感している。
今回も、新色以外に明るい色からシックな色まで全てGalleryに展示いたしますので、
皆様のそれぞれの色のお見立て、
その少し先の皆様の色をお手元にとお見立てさせていただきますが、
皆様の元で語り出す色たちのライブ!!!
どうぞお力添えをよろしくお願いいたします。
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