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Exhibition直前なのに、ここのところ、ターコイズブルーや青色ばかりを染め
たくなった。
奄海色グループ(青味のターコイズ)
奄宇海色グループ(緑気味のターコイズ)
どちらのグループも、各2色ずつ新色が生まれた。
染めれば、この後、色止めや仕上げで日数がかかるのに。。。
ターコイズが止まらなかった。
どちらのターコイズ色も、うちのストールのルーツ・奄美大島の海のから
のインスピレーションから生まれた色たち。
2つのターコイズのグループのニュアンス、テーマも
今回はっきりした。
奄海色グループは、強く立ち上がるテーマがある。
奄宇海色グループは、優しい。ある意味、自身の感情の行方を
許すような。。。
奄宇海色は、海の底から浮上する時に、海面の先に見る空の色。
下の写真は
NHK大河ドラマ・西郷どんの最初に流れる景色。
先週から、ドラマの舞台は奄美大島となった。
奄美大島の名瀬港から沖縄へ船で12時間ほど。亀徳港、和泊港、与論港を経由して
12時間ぐらいかけての船旅の海色は、想像を絶する美しさの海色変化。
西郷どんを見ていると、色々なことを思い出す。
そして見覚えのある場所がドラマにはある。
umu-wakaをはじめて、奄美の歴史、文化、民俗学。
神様が近い、日本の古い万葉言葉が残る奄美大島。
琉球でもなく、ヤマトでもない、あまり知られていない奄美大島。
今、こうして色々と奄美大島のことを書こうと思うだけで、
胸がいっぱいになるし、書きたいことがいっぱいで1週間以上は
かかりそうだ。
NHK大河ドラマ・西郷どん。
先週の回から始まった奄美大島。
奄美大島の債務奴隷(ヤンチュ)砂糖地獄、ハジキ、ケンムン。
幕末時代の奄美大島を描いたドラマは、初めてじゃないかしら。
ヨナ抜き音階の奄美の島唄の色調が、心を深い場所へと誘う。
umu-wakaを通して大切な場所になった奄美大島。
人生の折り返し地点となるカイロンリターンも奄美大島で迎え
霊峰湯湾岳に詣をした時のことを思い出す。
写真は、カイロンリターン奄美詣での時のもの。
奄美大島から北海道は、
大島紬一反分を解いた糸の長さと同じ距離。
さて札幌に向けて、やっと届いた麻の布地を今から染めよう。
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