初染めー2018年


本日初染め。

イエローから入った黄緑色。

そしてオリーブへと。そして締めはある青色。

極上麻の、羽衣のように透けるストールから始めた。




2018年に入って、世の中のニュアンスが真新しい粒子となり、微細に進みやすく軽やかなキャンバスになったものの、感情の中にある宿便のようなものを流さないと、その古い癖が顔を出すねと。オリーブを、オリーブ色がサポートするねとオリーブに入ったのですが、新しい時代になったオリーブ色のニュアンスをダウンロードするのに時間がかかった。



どのイエローから入ろうか?根付かせるブラウンも。いろんな次元からイエローやグリーン、ブルーを重ねる。優しさ、愛情を投げかけても暖簾に腕押し。無条件の愛と呪文のようにつぶやき、愛情と優しさを捧げる。砕け散る。その滞った感情がフィルターに溜まっていく様を見るようだった色だし。いろんな次元を旅して色の果実を集める。


サラサラと、さゆさ、さゆさと、進める時代に、古い時代の感情の澱が、新しいギアチェンジ操作を難しくする。光のあるオリーブ色を染めよう。少し先の時間、少し高くの次元から光の粒をすくいに行く。旅をするように色を集める。




その色は、ゴールドに近いオリーブ色に染まった。

色が馴染むまで置いて、洗いをして干す頃には夕焼けだった。

今日最初に始めた、赤みのあるイエローの光が西にあっった。


色を旅して染めることは、ターボエンジン変圧器のようなので、体が、肉体が震えて空っぽになる。しばし、休んで体力を温存、命を気遣おうと思いつつ、ある青色が染めたくなった。

ある青色を染めたら今日を閉じよう。


昨年までの2日間、染め続けるスタイルから今日は、1日で終えることができる自分がいた。


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