umu-waka初期に、テーチ木で染めてから奄美大島の鉄分の多い泥で媒染した、
大島紬ならではの染め、泥染めのストールをお披露目したことがありましたが
waka-nuditeになって、最初の植物染めの真菰染めのストールを今回はお披露目です。
令和元年限定のストール第一弾です。
こちらは竹素材の布地のストールです。
竹といえば松竹梅の縁起物。
勢いよく伸びる竹に生命力を、そして美しい節目をと竹素材の布地に染めました。
真菰といえば、出雲大社の大しめ縄を思い浮かべますが、ご神事、仏事に使われる神聖な植物で
もあります。また、稲科の植物で水質浄化効果を利用して稲作などにも用いられてきました。
今回の真菰染めストールは、先染めイオン処理をしてから銅で媒染しました。
銅(コッパー)は、調和、活性化、需要と柔軟性。エネルギーの媒介、前向きな力。
そんな作用も感じられるかと思います。
真菰の葉を染める。なかなか、色濃く染めることは厳しくて
いろんなか化学反応を利用して染めました。
媒染で、色止めをする場合、アルミやミョウバンを用いると色鮮やかになるのですが
なぜか、今回は銅で媒染と決めていました。
銅といえば、お寺の屋根とかに用いられていますね。
酸素と反応して青銅色のオフ・ターコイズグリーンのような色になっています。
媒染の時、またその後、ストールとしてお客様の元へ嫁いだ後
ストールが呼吸するたびに、青銅色が増し、ターコイズのコミュニケーション力が増すかしら?
グリーンの広がり、感情の流れ、新たな、始まり。
そんな後押しを創造して銅の媒染をクリエイトしました。
真菰染めの竹ストールは、本当に優しくて顔の表情まで穏やかになります。
今回限定での販売です。
札幌へは3枚お持ちいたします。
真菰染め竹ストール 100cmx100cm(フリンジ2.5cm)・竹100%
¥30,000ー税抜価格
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