父の温かさ



送り盆



今年のお盆は、母との喧嘩も多く、亡き父が近くにいるのにと何度も反省。

そしてExhibition直前なので、アトリエにいることが多かったので

せっかく父が家に来ているのに「ごめんね。」と。

でも、私の仕事の一番の理解者は父だったので

職人のこだわりで頑張っている姿を見て喜んでいるんだろうな。

なんても思ったり。。。


送り盆は、きちんとしましょうと。

夕方、お寺に行き送り盆をすませ帰ろうとすると

従兄弟の兄ちゃんと偶然、遭遇。


父の兄の次男坊の兄ちゃんは、うちの父ととても似ている。

耳の形、骨格、皮膚感と皺。猫背から始まる首元、横から見る姿は

まるで父。

私は、この三次元で父に会えたと、ガン見をして瞳に父を焼き付けた。

そして、兄ちゃんに手を合わせて笑いあった。


父の兄は、早くに亡くなったので、幼かった従兄弟の兄ちゃんは

うちの父を実の父の様に慕い、うちの父も息子の様に可愛がっていたそうで。



これは

亡き父の計らいだと思った。


迎え盆の時のアゲハ蝶との出会いも含めて

何度も、父が私に「近くから見ているから!!!!!」と伝えていると。


ここのところ、母との関係が悪化をしていた事もあったので

亡き父からのメッセージと。




鬼灯(ほおずき)は、盆提灯の様に、ご先祖様が道に迷わぬ様にと知らせる灯。

そして、鬼灯は、中身が空洞なので、肉体を持たない魂が、

この鬼灯の中に魂を滞在させてお盆を過ごすと。


鬼灯が愛おしくなって、捨てることができなかった。




お盆の締めくくり。

送り盆の後に、母と仲良し仲良しと、近くの居酒屋さんで食事をした。

その後、アトリエに戻って、Exhibitionの準備をした。


今年は、

鬼灯色に近い色たちを8色、染めた。


umu-waka時代にも、この色に近い色があったが、

霊的なエピソードがいくつかあった。


この色たちは、どんなメッセージを持っているのだろう?

今は、染める事に集中しているのであえて色言葉を聞かないが。。。

Exhibitionでお客様の元に色がたどり着いた時に、きっとわかるのだろう。


なので、

今回のExhibitionでは、色名が決まっていないものが8割りほど。

みなさま、大目に見てくださいませ。



8/24(金)〜26(日)11:00〜19:00

名古屋本山駅近くYOU YOTSHUYAビル3階 floatギャラリにてお待ちしております。




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