waka-nudité Debut Exhibition@鴨々堂・札幌終了いたしました。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
さて、
今回の札幌でのDebut Exhibitionは、東京でのExhibitionからの流れを継いだような
一綴りの物語のようでした。
そして、自身が、この仕事を始めた時、umu-wakaをスタートした時の初心の想いや
頑張ってこられた、自身の根源を明瞭に確認する機会となりました。
お越し下さった方々との色選びや新しい出会いの中、
そして、今回、お世話になった鴨々堂のオーナーの石川様との出会い、
Exhibitionを終えてから、支笏湖・丸駒温泉での滞在。
6年前、公私ともに初めて北海道の土地に入った時から
北のこの大地は、いつも私に、気づきをもたらしてくれる。感謝。
今回、札幌へ入る前々日から高熱を出していた私。
ホテルにチェックインして、そのまま眠り続け回復し、次の日は設営。
出かける直前まで染めていての疲労が原因ではなく、何か色々なものを
浄化してから札幌へ入る。そんな感覚がありました。
今だから言ってしまおう!となるのですが、
東京でのExhibitionでは、
Exhibition会場にストール達をリリースした時に、遡るこの2年の葛藤や苦難の日々が、
ただ美しく健気に微笑むストールたちに、ストールをまとって美しく輝く方々を目にし、
自身が癒され、そして自由になった感覚があった。
それなのに、
あるオタズネの旅から帰った後、旅の途中にオーダーをいただいたストールを
発送の準備をする時に、umu-wakaの冊子を見ると、
umu-wakaのロゴマークが大きく脈を打ち、以前より強く輝いて入ることに気づき
衝撃を受けた。
過去への執着なのか?
何なのか?
自分に問い続けた。
waka-nudité Debut Exhibitionを終え、メインのブランドをwaka-nuditéとして
ストールを染めていく。
umu-wakaは、日本文化の探究であったり、日本の文化をインフォする
japan-nuditéの中で、大島紬、誕生地の歴史などと共に存在し続ける。
メインは、waka-nudité。デビューExhibitionをしたばかりなのに。。。
自問自答しながらも、札幌に向けての染めに集中して入るときは、
色に夢中で・・・・。
そんな状況の中で、札幌入り。
しかし、Exhibition終了の頃には、
全てのお題がクリアになり、先の地図をも手にして帰ることができた
札幌でのExhibitionでした。
Exhibition終了後の、第一弾のブログにしては、華々しくもないのですが、
大きい、大きなExhibitionとなりました。
感謝〜。
幸せな色選び〜
札幌でのExhibition開催。
新しい色をまとい、美しく笑顔になるお客様の笑顔。
この10年、特に創業時の苦しい時代には、
このお客様の、その笑顔があるから続けることができた。
辞めてしまえるのなら、その方が楽だなんて思った時も、
色をまとい、笑顔になる。
その笑顔がたくさん浮かんで、続けることができた10年。
馴染みのお客様、新しいお客様、
今回も、色のお見立てをして入るうちに、
迷いも、悩みも全て吹っ飛んで行った。
鴨々堂ギャラリーオーナーの投稿
先輩レディースに勇気付けられる〜
初日、一番乗りは、
俊子さんと泰子さん。
緑色のストールを纏っていらっしゃるのが、俊子さん。
俊子さんとは、2012年、札幌の老舗デパートでストールフェアをして入る時に出会った。
出会った時の、最初の言葉が
「一緒!!!一緒!!!」
私がかぶっていた大島紬・龍郷柄のハンチング。
偶然通りがかった俊子さんが被っていたお帽子は、赤龍郷柄のキャスケット。
どちらも、お世話になっている奄美大島の大島紬の織元さんのもの。
こんな偶然はないと、嬉しくなって挨拶もせず、「一緒!一緒!!」
それから仲良くなって、東京でのExhibitionの時も来てくださった。
そして、札幌で開催の時は、お惣菜を作って持って来てくださる。
今回もフキを炊いたお惣菜と、ウドの酢漬け。
愛情が沁みていた。
俊子さんは、心臓にペースメーカーを入れて入るのにアクティブで
周りのお友達を元気にする、愛情あふれたマダム。
今回も、
俊子さんと、泰子さんが色遊びで綺麗な笑顔になった姿に勇気づけられた。
それは、私だけでなく、一緒に同席していた
彼女たちより、少しばかり若いお客様たちも。
同性の先輩方の、美しく生きる様子は、
とてもとても、勇気付けられる。
そして
いつも元気づけてくださるP様は、
お母様と一緒。
自分と母との関係性を重ねながらね。。。
お母様の可愛い笑顔。
「帰りたくない〜。」ってギャラリーを後にするお母様。
先輩レディースに勇気付けられる日々。
ありがとうございます。
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