一粒万倍日&天赦日&天恩日が重なる2018年2月1日を、とても静かに迎えた。
前日の満月は、地球の近い場所でのスーパームーン。そして月に2度目の満月のブルームーンで皆既月蝕を伴う赤い月というトリプルで、スーパー・ブルー・ブラッドムーンとメディアが騒いでいたが、蝕を伴う時は陰をフォーカスするとも言われ、人生の先輩から月蝕、日蝕は見ない方が良いと。そして赤い月の怖い思い出を語る友人を思い出し、地球上で3つが重なって見られるのは、35年ぶりの珍しい天体ショーではあったが、その時間帯は、部屋にこもって、waka-nuditéデビューに向けての印刷物などの最終追い込みをしていた。
トリプルな満月の翌日は私の誕生日。
一粒万倍日&天赦日&天恩日とトリプルに目出度いが重なった。
前日にwaka-nuditéデビューに向けての印刷物などのデザイン、一番、肩がこる細かな作業を終えた。
トリプルな満月の日に完成させた。
何だか「満を持す」
満を持して、私もwaka-nuditéも誕生したような感じがした。
誕生のジャスト時間、午後1時26分を過ぎて、
産土神社の針綱神社さんへお誕生日のご祈祷へ向かった。
鳥居をくぐって階段上にある本殿を見上げると、何だか涙が出てきた。
お誕生日を迎えられ今年も針綱さんに来られたこ、この世に生まれ出た経や、
そのご縁やそういうことへの感謝から涙が出たんだろうと思うが、
その感情も、その思いも、言葉も、私の体は感知していなくて、
ただ涙が溢れてきた。
これでは、ご祈祷の間、涙がいっぱいになって恥ずかしいかもと、運転用の眼鏡をかけた。
ご祈祷を受け、お祓いを受けて去年まで母と喧嘩した言葉がチャラになったような気がして、
優しい言葉で母をディナーに誘った。
地元のステーキハウス。お誕生日を申告すると昭和なバースデーケーキのプレゼント。
昭和なケーキを見ながら、母と父のことを話す。
静かな誕生日に、育ててくれた両親への感謝を思う。
そういえば、産土神社の針綱さんで、お誕生日のご祈祷を受けて、
城下町までお菓子を買いに行った時に、私と生い立ちが同じだった同級生のW君と偶然に会った。
幼い頃、その生い立ちを相談し合った日のことを今も覚えている。
これも針綱さんからの計らいのように感じた。
誕生日の朝、産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとうと、二人の亡き父の写真に手を合わせたけれど、改めて、その背後のたくさんのご縁に感謝と赦しと。
トリプル満月の翌日のトリプル一粒万倍日&天赦日&天恩日。
新し章が始まる。
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