桜月夜色 シルクカシミアTAOストール
シルク70% カシミア30%
135cm x 200cm
極細繊維を日本一の職人の技術で織り上げた光のストール
桜月夜色のストールを染めようと思ったのは2015年の春でした。
24年ぶりに故郷の犬山に居を移し、桜でお腹がいっぱいになるような、桜の花息れで街中が満ちる犬山に戻り、桜に誘われる日々。
夜桜を吸いこもうと、町内にある名鉄犬山ホテル庭園の桜を見に行った。
ちょうど、この日は満月で月明かりに照らされたソメイヨシノは、白く美しく咲き誇っていた。
美しい平安の姫様のよう。気品ある美しい桜は溜息をも飲み込むほど美しかった。
美しい満月と桜の饗宴の写真をと思い、月を見上げると、月は桜色に輝いていた。
どちらが桜か?わからないほど月は桜色で、夜空にしっかりと、はまっていた。
もしや
月が地球の桜を愛でながら宴でもしている?
月が花見酒で紅くなった?
いやいや、月のうさぎ達が、花見酒を飲み過ぎてアルコール度の高い息を吐いているからだ。
今日は満月だ。新月だ。新月の願いをせねば!
月暦で予定を立てよう。
月の影響でオオカミにらなった!
そう地球人は言うけれど、
月の人たは、地球の景色の移り変わりで、お祭りをしたり、生態系ができているのかもしれない。
そんな創造。いや、ありかもしれない。
国宝茶室・如庵のある有楽苑の桜の先を覗くと、
織田信長の弟、織田有楽斎がお茶を立てながら、平成の桜を感じているのかもしれない。
桜は
次元、宇宙、時を超えて映し出す合わせ鏡なのかもしれないと。
そして桜鏡色(おうきょういろ)生まれたのでした。
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