金蝶羽色・きんちょうはね色

金蝶羽色を極細繊維の麻ストールに染めた。まるで本当の蝶の羽のようになった。

金蝶羽色は、神様の使いと言われるオオゴマダラという大きな白い蝶の蛹が美しい金色

である事に感動して２０１２年に、TAOストールに染めたのが始まりでした。

今回、新作の極上朝に染めたら、その光感を伴い美しいストールになりました。

お盆入り

お迎え盆。

お盆入りの日。亡き父のお墓まいりに行こうと車のドアを開けようとした時、

車庫の向こうに見える裏庭の花畑に大きなアゲハ蝶が舞っていた。

蝶々は、亡くなった方の魂を運ぶ乗物と言われる。

お墓にお迎えに行く前に、父が来たのかな。

亡くなる直前まで、仕事の事ばかり言っていたからね。

きっと

家に迎え入れられる前に、仕事場を味わいたかったんだろうなと。。。

仏教では、人間の時代が蛹、あの世に精進して蝶になる。

精進を続けて行きましょうという教えもあると。

お盆で父が近くにいるのに

母と何度も喧嘩をして、父に申し訳ないなと反省をする。

まだまだ私は、蛹だな。と。