2014年に、出会った衝撃の後のこと。
その色を染めようと、言葉にしていた紙が出てきた。
まだ、その色は染めていないし、
その時の点では、
どんな色だったかも覚えていなくて。
それでも2018年の今でも、それはingで継続中で。
だから、
今から、ここで折り合いをつけながら
今だから染められる色なんだろう。
この色を染めて折り合いをつけたい。
芳優色 燃え盛る熱く 熱した氷 荒く尖った氷の数々 厚く層をなした氷をも溶解させたものは ただ愛でしかなかった。 氷河の中には何もなく ただ春の芳陽は いつも私に注ぎ、 ずっとずっとそばにあり。 遠くの陽の光を、 見えない太陽を想い 気遣ってきた歳月の重さ 「待ってるからね」 その言葉とともに ひどく冷たく、熱したその重い物体が 溶解していく。 悲しみも、怒りも、辛さも、痛みも 気兼ねも すべて消えていく
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