30年来の親友Cathyが、アメリカ、モントレーから、日本の出雲へ娘さんを連れ立ってやって来る。
6年振りの再会を目指して私も出雲の旅を決めた。
彼女との出会いは、30年前。
スキューバダイビングを通じて。フィリピン・セブ島で出会った。
その頃、彼女は名古屋で国際交流員として働いていた。
フィリピンから戻ってからは、名古屋のダイビングショップに集合してオーナーを含め、幾人かで、いつも遊んでいた。
その頃のメンバーは、今、思い出しても珍獣、モンスター揃い。楽しいリズム感のある時代だった。
そんな中でも、私と彼女は特別仲良くなり、私は、彼女の国の言葉を話せることが、きっとフェアと言うか、友情の証のように感じていて、英会話を勉強して、その成果で、彼女に話しかけると、「wakayamaの英語は、疲れますから、日本語でイイヨォ。」だったので、ちっとも上達しなかったが、英語の歌の発音は良いと褒められた。
まま、
それでも、英語脳でもわかりやすいようにと、日本語で話しながらも、文法を英語風にしたり、
わかりやすい、簡単な単語を用いたりと、変な日本語で話していた私。
年月は経っているのに変わらない。
あの頃のように、変な日本語で話す私。
まるで同じ時間軸に、平行して昔もあるような感じがした。
冷たい雨が降る出雲大社。
今年は、桜の開花が、一週間程早く、花弁が散り始める美しさの中へ。
初めての日本となる10歳のレディは、御朱印と学業の御守りを頂き、ニ礼四拍一礼と、出雲大社参拝。
ママは、久しぶりに会ったお友達と、沢山のお話があるから、私は、叔母さんの家で泊まると気を利かせ。
玉造温泉、長楽園へ。
古くは皇室の方々が、宿泊される由緒ある温泉旅館。
百畳もある庭園露天風呂。
私達のお部屋からも、日本庭園が美しく広がる。
20代の頃のカジュアルスタイルの、ダイビングの旅を思うと
随分、私達は大人の旅仕様。
百畳の庭園露天風呂に2時間も入って、つのる話。
彼女がアメリカに戻ってからは、6年に1度くらいの感覚で会っている。お互いの結婚式にも行ったり来たり。私はdivorceしてしまったが。。。
同じ年齢の私達は、同じように前を向いて歩いて来た。
昔話だけでなく、今の話も、未来のお話もベクトルが近い。
朝早く、玉造神社を参拝し、10歳のレディと合流して松江へ。
松江城のお堀を船で巡り
和菓子作り教室と、お香作り教室へ。
たった一泊二日の旅行であったが、長い旅をしたような感じがする。
お互いの健康を祈り、旅が終え
彼女がアメリカに戻ってから、彼女からのメッセージは、
マニキュアを塗って、髪を伸ばして女性らしくあるようにと。
笑ってしまった。
健康であることは勿論だが、この年齢になると、お洒落であることも安心感に繋がる。
さて
この次に会う時には、
怯むぐらい綺麗になっておこう。
0コメント