紫色が、11グループ、44色となった。
データも確立。
納得の行く美しい染めに安堵。
他の色グループまで含めるとなおさらで。
でも、まだまだ揃えたい色群。
まだ9月が始まったばかりだが、濃い一年だと感じる。
染める染め続けることだけでしか、自分を保てなかったり、
色んな感情が日々にあって、それが、花火のように広がるストールの色達。
この半年で、ここまで良く頑張ったなあと思う。
ゼロからというよりも、umu-wakaの、師匠の色直しなどから始めたのでマイナスからのスタート。
でも、そのマイナスはマイナスではなくて、原油、宝の宝庫であったと今は思う。
身体が朽ちても染め続ける。 染めることしかできなかった。
そんな時を振り返り、アトリのたくさんの色たちを見ると、こんなに私の色があると。
泣きそうになりながらも、安堵と脱力感で立ち上がることができなかった昨晩。
紫色がひと段落したら見ることができた今の時。
今日は、染めたストールの色止めや仕上げをしようと思ったが
ひとくくりの句読点をと。
直さなくてはならない師匠が染めたストールの色直し。
イオン封鎖を切り、色を流す。
半年前は、それが憂いでしかなかった。
色を流す。それが郷愁へと変わった。
そして今日は、背筋を伸ばして未来の色へと。
力強く自身を奮い立たせ、儀式をとりおこなっているような。
新たな気持ちで
仕上げを。
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